『草コインの取引所』というと『海外のマイナー取引所(しかもちょっと怪しい)』というイメージがありますよね?
草コインは買えるけど本人確認の手続きができない取引所や、なかには2段階認証の設定もできない取引所もあります。
唯一、セキュリティ面で安心で草コインの取扱がそこそこ多かったバイナンスは、草コインの取り扱いを大幅に減らしてしまいました。
そんな中、2018年3月1日にオープンしたHADAXは、今ではバイナンス以上の取引高を誇るHuobi pro(フォビプロ)のサブブランドとして誕生した『草コイン専用の取引所』です。
結論を言えば、現状、最もセキュリティが高く草コインの種類が豊富な取引所は、HADAXと言えます。
今回は、この新しい草コイン取引所である『HADAX』がどんな取引所なのか?
そしてHADAXの使い方と上場する草コインの投票方法まで解説していきます。
HADAXは、Huobi(フォビ)のアカウントがあれば利用できますので新たにアカウント登録する必要はありません。
Huobiのアカウント登録がまだの人は先にHuobiアカウントを作っておきましょう。90秒で登録できます。
目次
HADAXとは?
HADAXとは、『Huobi Autonomous Digital Asset Exchange』の略で、セキュリティの高さに定評があり、取引高世界トップクラスのHuobi pro(フォビプロ)が手がけるサブブランドの取引所です。
HADAXとHuobiの最大の違いは、Huobiがメジャーな通貨を扱っていることに対して、HADAXはマイナーな通貨(草コイン)を専門に扱っているという点です。
つまり、これから高騰するであろう仮想通貨を探すという点に置いては、必ずチェックすべき取引所となっています。
草コインを扱う取引所となるとマイナーな取引所が殆どですから、セキュリティに不安があったりインターフェイスが使いにくかったりと何かと不便でした。
しかし、HADAXは、ユーザー数の多いHuobiとほとんど同じインターフェイスであるため非常に使いやすくなっています。
また、セキュリティやサービス品質もHuobi(フォビ)と同等なので安心して使える取引所と言えますね。
HADAXの登録方法
HADAXの登録は、Huobiアカウントを持っていればすぐに利用することができます。
Huobiアカウントはすぐに作れますので、登録がまだの人は、Huobi登録ページから登録しましょう。
Huobi pro(フォビ)登録方法・本人確認・2段階認証を徹底解説!Huobi登録が完了したら、ログイン後の画面にて左上の『HADAX』をクリックします。
利用規約の画面が出てきますので確認しましょう。
~HADAX利用規約~
1、HADAXに上場される各種デジタルアセットは、ユーザーの投票によって決まります。ただし、HADAXに上場されることは、Huobi Proが該当項目のブロックチェーン技術に対して認可あるいは不認可であることを表しません。該当プロダクトのブロックチェーン資産価値はすべてユーザーご自身の責任で判断をお願いいたします。それによって、資産価値の変動による損失が生じた場合も当社は責任を負いかねます。
2、Huobi ProはHADAXに上場されたデジタルアセットに対し、いかなる投資アドバイスまたはリスク評価をも提供しません。HADAXのオンラインデジタルアセットに対して、いかなる機関または個人が行った資産評価もHuobi Proの公式見解を表すものではありません。
3、HADAXに上場されたデジタルアセットは上場廃止になるリスクが存在します。通知または調査告示をタイムリーに受信できず、資産の損失が生じた場合も、当社は責任を負いかねます。
4、HADAXに上場された各種デジタルアセットはリスクが非常に高いため、プロの投資者でなく、高いリスクに耐えられない方、および投資項目に対するリテラシーが十分でない方は、取引への参加をご遠慮ください。
投資リスクについての確認ですね。
合意にチェックを入れて、『取引をスタート』をクリックすればHADAXの利用ができます。
HADAXはユーザー投票で上場コインが決定する
HADAXに上場するコインは、Huobiの独自通貨であるHT(Huobiトークン)を使ったユーザー投票で決まります。
Huobiの場合、上場コインはHuobi側が決定します。
それに対して、HADAXの場合は、HADAX側がプロジェクトのトークン情報や法律リスクなどの審査は行いますが、最終的な上場コインはすべてユーザー投票によって決まるということですね。
投票のルール
HADAXの上場コインを決めるための投票ルールは、他の取引所とは少し変わっています。
細かいルールはHADAXで確認できますので割愛しますが、主なルールは次のとおりです。
- 1票あたり0.1HT(Huobiトークン)
- 1人1票ではなく、1人あたり10万票まで投票できる
- ただし投票人数が1000人以上になければ上場できない
ひとり1票ではなく、1人あたり10万票まで投票できるため、上場させたいコインに対して複数票を入れることも可能です。
ただし、投票人数が1000人以上は必要ということです。
活発な草コインコミュニティであれば、パワープレーで上場できるというわけですね。
HADAX上場コインの投票方法
HADAXの上場コインの投票は、定期的に行われる投票期間に行います。
投票は、HADAXの『投票上場』から行います。
投票上場の画面にて、投票できるコインの一覧が表示されますので投票するコインを選び投票していきます。
投票には、1票あたり0.1HT必要です。
事前にHT(Huobiトークン)を保有している必要がありますので、HTを持ってない場合は、Huobiで交換しておきましょう。
投票方法はこれだけなので、非常に簡単です。
なお、HADAXの点数ランキングで1位になったプログラムはHuobi Proへの通貨上場の審査チャンスが与えられるとのことです。
HADAXからHuobi Proへ上場することになれば、コインの大幅な価格高騰が予想できますし、投資家としてもチャンスですね。
HADAXの使い方
HADAX取引所の使い方は、すべてHuobiの使い方と同じです。
Huobiを使ったことがあれば、違和感なく利用できます。
はじめてHuobiを使う人は、下記ページのHuobiの使い方を見ればHADAXの使い方がわかるので参考にしてください。
Huobi pro(フォビプロ)使い方ガイド!入出金や取引所の買い方を徹底解説!HADAXの草コインはBTC、ETH、USDTで取引できる
HADAXの草コインは、BTC、ETH、USDTとの通貨ペアにて取引できます。
BTC、ETH、USDTの資産残高は、Huobiと自動的に共有されているので、資産の移動は必要ありません。
すぐに草コインの取引ができるため非常に使いやすくなっていますね。
まとめ
今回は、Huobiの草コイン取引所であるHADAXとは何か?というところから、HADAXの使い方や投票方法までを解説してきました。
現状、HADAXは草コインの取引所としてはセキュリティ面で最も安心して使える取引所ではないでしょうか?
とはいえ、いくらHADAXのセキュリティが高いとしても、草コインには常に大きな価格変動のリスクがつきものです。
もちろん、それがそのまま草コインの魅力ではあるのですが、リスクがあることを念頭において取引をするようにしましょう!
なお、Huobi pro(フォビ)は日本円との交換には対応していないので、HADAXで草コインを買うには、日本の取引所で日本円をビットコインなどに交換してHuobiに送金する必要があります。
日本の取引所は、Zaif(ザイフ)が使いやすくてオススメなのでアカウントを持ってない人は登録しておきましょう。
Huobiと同じく、世界トップクラスの海外取引所といえば、バイナンスですね。
セキュリティが高く日本人にも人気の取引所なので、バイナンスも登録しておきましょう。
恐れ入ります。
これからHADAXで草コインを買ってみたいのですが、Huobiはまだ未登録で日本人は今後利用できないような記事を見かけました。
実際のところ今は取り引きはしないで様子を見たほうがよい感じでしょうか。
アドバイスをお願いいたします。
Huobiの公式テレグラムでHuobiはまだしばらくは続くとのアナウンスがありました!
サービス停止する場合は3か月前までにはアナウンスをするとのことです。
なので、出口だけしっかりと意識しておけば利用は問題ないと思いますよ。
それにしても、ブロックチェーン技術はどんどん革新が進む中、日本は規制ばかりで完全に遅れを取ってますね。。。